最近、業務が落ちついてきて、久々に企画書が書ける時間ができた。
なので、自分のメモとしても使えるようにまとめておきたい。
ゲームコンセプトの立て方
コンセプトはどんな社会現象を出したいか考える
セガの平魯隆導さんの記事である。
まずはどんな社会現象をそのようなゲームで起こしたいかを考える。
なぜ、社会現象なのかというと、ギミックやら世界観などをコンセプトとした場合、そのギミックやら世界観を否定されたらその企画は再起不能となってしまうのだ。
しかし、コンセプトがどんな社会現象を起こしたいかということならば、社会現象を起こすために、ギミックや世界観を何度でも再考し、立ち上がることができる。そして、コンセプトがズレることはない。
私は、会社でプランナーやディレクターとしてゲーム製作を今までやってきた中でコンセプトがブレブレになったプロジェクトをいくつも見てきた。
また、自分が出した企画で製作許可が出たものでも、コンセプトの立て方をしっかりしないとモック作成時にうまくいかないことを痛感した経験がある。
そう、自分の作りたかったゲームから遠ざかっていくのだ。
今後、自分の手で書く企画書では、どんな社会現象を起こしたいか考えて、しっかりと詰めていきたい。
斬新な企画とは良くあるテーマに新しい切り口を持つもの
こちらのブログ記事では、とてもわかりやすく斬新な企画の考え方が書いてある。
サッカーで例えて、ウイイレ、サカつく、キャプ翼のゲームについて言及しているのだけど、めちゃくちゃ納得がいく内容になっている。
斬新な企画とは、全てが新しい訳でなく、ありふれたテーマの中で切り口を変えたものであり、それがおもしろい斬新な企画になりやすいのだ。
テーマとコンセプトがズレなければ、ボツ企画は宝の山
パズドラで社会現象を起こしたガンホー社長の森下さんの記事である。
この記事では、コンセプトとテーマが合っていればと書かれているが、コンセプトとテーマが連れていてもボツ企画は宝の山である。
もし、新しいコンセプトやテーマの企画書が必要になったとき、過去の企画はアイディアの宝庫だ。
眺めてるだけで、あれこれアイディアが湧き出てくるのである。
だから、若手プランナーには日常的に企画書を書いてほしい。きっといつか役に立つはずだから。
昔、お世話になった先輩が常々言っていた言葉がある。
プランナーは常に企画書のストックを持っておくこと。いつ、チャンスが来るかはわからないから。
本当は、もう少し過激な表現をしていたが、ここでは上のように引用させていただいた笑
おそらく、この記事を見ている人は、ゲームの企画書を書こうとしている人だと思う。その企画書はぜひとも書き切っていただきたい!