GAME IDEA LOG

現役ゲーム開発者がゲーム企画職(プランナー・ディレクター)向けにアイデアを記録するブログ

通る!ゲーム企画書とは?企画を通すたった2つのポイント!

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こんにちは。

ゲームプランナーのクロノです。

 

今回は、ゲーム会社である企画大会とかで通りやすくなる企画書の書き方をご紹介します。

 

まず、最初に断わっておきますと、面白いゲーム企画書講座ではありませんので、あしからず。

 

それでは、今回の記事の背景をご紹介します。

 

ゲーム会社では、規模の大きさは違えど定期的に企画大会があります。

 

ゲームプランナーだけでなく、プログラマーやグラフィッカー、人事とかも参加できる企画大会です。

 

みんな、思い思いのゲーム企画書を持ってきます。正直、自分よりも面白そうなゲーム企画書がたくさん上がってきます。しかし、私の企画が通ります。

 

それはなぜか…?

 

たった2つのポイントを守っているからなのです。

 

◼︎企画を通す2つのポイント

  1. 企画を審査する人の要望をさりげなく聞きだしておく
  2. その時の流行りの半年後を考える

 

自分が面白い!と思っただけの企画は、まず通りません。企画を通すには戦略が必要です。

 

1つ目については、さりげなく企画審査をする人の要望を聞いておきましょう。できたら、本人に問う形ではなくてポロっとこぼしたような言葉を拾えると良いです。

 

あー、RPGつくりたいなあ…。

 

みたいな話が聞こえたら、RPGの企画書を持っていくのです。自分の最高に面白いと思うRPGの企画書を、です。こ こがプランナーの腕の見せ所です。他の役職に負けてはいけないところです。

 

そして、2つ目はその時ではなく、半年後または一年後に流行りのゲームを考えましょう。

 

アプリゲーム制作は、以前に比べて制作費・期間ともに増えてきています。今、流行っているものがリリース時には時代遅れになる可能性もあります。

 

なので、いろいろアンテナを拡げながら、半年後・一年後に流行りそうな企画を考えていきましょう。